
4ヶ月で即戦力エンジニアを採用!スペースマーケットが語るエンジニア主導のスカウト運用に迫る
企業概要
「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」というビジョンのもと、スペースシェアの文化創造、拡大に取り組む企業です。2019年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。スペースを貸し借りするマーケットプレイス「スペースマーケット」には、全国40,000件以上のスペースが掲載されています。また、あらゆる施設の予約管理をデジタル化し煩雑な施設管理業務を簡易化する、クラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad」も提供しています。
(従業員数は2025年6月時点)
フォークウェルジョブズ導入の理由と効果
導入の理由
- ミドル〜シニアレイヤーの技術力の高いエンジニアを採用したかった
- エンジニアから知名度があり、信頼されているサービスを使いたかった
導入後の感想
- 他媒体と比較して候補者のプロフィールが見やすく、将来の希望など志向性が読み取りやすい
- スカウトの返信率が高く、カルチャーマッチしたエンジニアと会うことができる
効果
- 即戦力エンジニア2名の採用に成功
- 社内で表彰されるような、技術力が高くカルチャーマッチしたエンジニアを採用できた

- 社名株式会社スペースマーケット
- 事業内容マーケットプレイス「スペースマーケット」の運営・公共施設予約管理システム「Spacepad」の提供
- 従業員数65名
- 設立2014年1月
Forkwell(フォークウェル)の活用事例について、株式会社スペースマーケットの和山 祐也さん、徐 承伯さんにお話を伺いました。
フォークウェルを利用して、即戦力エンジニアの採用に成功した株式会社スペースマーケットさん。サービスを利用した感想や、即戦力エンジニアの採用戦略などを教えていただきました。ぜひ最後までご覧ください!
〈和山 祐也さん〉
ゲームセンターで店長を経験した後にエンジニアへ転身。客先常駐での開発経験を経て2020年7月にスペースマーケットへジョイン。現在はエンジニアリングマネージャーを務めている。
〈徐 承伯さん〉
商社での営業を5年経験した後、エンジニアへ転身。アプリの受託開発を経て、2022年4月にスペースマーケットへジョイン。主にAndroid・Flutterアプリの機能開発・保守を担当。
SECTION.1フォークウェル導入の背景
フォークウェルを導入した背景を教えてください
和山:ミドル〜シニアレイヤーの、即戦力エンジニアを採用したかったのが理由の一つです。弊社では新卒採用も始めており、ジュニアメンバーの採用はある程度うまくいっています。その分、技術力の高いメンバーの採用を強化する必要があり、課題を感じていました。
また、採用媒体としてのエンジニアからの知名度も重視していました。フォークウェルはエンジニア向けのイベントを定期開催していますよね。中でも「エンジニア文化祭」は、弊社のエンジニアチームでオフィスで視聴し、「フォークウェル良さそうだね」と声が上がりました。エンジニアからの認知があり、信頼されているサービスという印象が強く、魅力的に感じて導入に至りました。
実際にフォークウェルを利用してみての感想を教えてください
徐:フォークウェルは、他媒体より候補者のプロフィールや経歴が見やすいですね。転職意欲などのアクティブ度も一目で分かるため、スカウトを送るかどうか判断しやすいです。
候補者が将来やりたいことや使いたい技術も記載されているため、志向性が分かりやすく、スカウトの文面を作りこむことができます。
和山:フォークウェルを利用する一番のメリットはここですよね。
徐:スカウトの返信率も高い状態を維持できています。弊社はエンジニアが主体となって採用を進めているのですが、エンジニア視点で魅力を伝えることを意識したことで、マッチングの精度が上がりました。
エンジニアがスカウトを運用するという点で、フォークウェルは相性が良いと感じます。
和山:キャリアアドバイザーもいるため、積極的に連携して情報を共有いただき、その点も非常に助かっています。
フォークウェルでのエンジニアの採用実績を教えてください
和山:導入から4ヶ月で、即戦力エンジニアを1名、その後もう1名採用に繋がりました!
入社してすぐに活躍され、社内表彰もされています。技術力の高さはもちろん、カルチャー面も違和感なく働いていただいていると感じます。
SECTION.2エンジニア採用で大切にしていること
フォークウェルはどのような体制で運用されていますか?
和山:フォークウェルも含め、各媒体にメインの運用担当者が1名ずついます。
定例ミーティングを隔週で実施し、簡単な振り返りとネクストアクションを擦り合わせています。具体的には、スカウトでマッチしやすい文面を議論したり、求人票の掲載内容を見直しています。
エンジニア主導の採用における秘訣を教えてください
和山:昔はHRチームがスカウトを運用していました。しかし、エンジニアの採用にも関わらず、HRチームに丸投げしていたことを課題に感じ、2024年からエンジニア主導での採用をスタートしました。候補者としても、採用担当者ではなくエンジニアからスカウトが届いて、スカウトを送ったエンジニアと直接面談できるのが理想だと考えています。
まず、VPoEや私のようなマネージャーが採用に取り組みました。データベースの最適な検索方法、スカウトを送る候補者の選定、スカウトの効率的な運用方法など、マネージャーが型を作ることを意識しました。極力工数を削減した体制を作ってから、メンバーにも採用を任せています。
また、VPoEが採用の重要性について社内で伝え続けていたのも、大きなポイントです。だからこそ、メンバーからの理解が得られ、ネガティブな反応がほぼありませんでした。
徐:弊社のカルチャーとして、全員がリクルーターとして「自分より優秀なメンバーを増やそう」といった意識がありますね。
スカウト運用において意識していることはありますか?
徐:スカウトは、経歴以上にカルチャーマッチを意識して文面を作成しています。候補者が将来やりたいことを重視し、弊社で用意できるキャリアパスや、カルチャーマッチする部分をスカウトに盛り込むことで、返信に繋がっていると感じています。
和山:逆に、過去の経歴はそこまで重視していません。「過去にやってきたこと」と「将来やりたいこと」は一致するとは限りませんし、どのエンジニアも「やりたいことが叶えられる会社に入社したい」と思うはず。だからこそ、未来のマッチングに重きを置いています。
そのため、データベースを検索する際は、条件をあまり絞っていません。設定している条件は、転職意欲や雇用形態、希望するリモート頻度程度なので、検索すると毎回5,000〜8,000名程ヒットし、データベースに人が足りないとはあまり感じません。新規登録された方も比較的多いように感じます。
候補者へのアトラクトで特に力を入れていることはありますか?
和山:内定した方にはオファー面談時に、魅力に感じたポイントと、入社後の期待値を言語化して伝えています。実際、弊社に入社したメンバーからも、「オファー面談時の説明が響いた」という声も頂いています。
面談においても、技術面以上にカルチャーマッチしている面を重視してお話しています。
SECTION.3今後の展望
最後に、今後の展望を教えてください!
和山:弊社はプラットフォーム寄りのサービスを運用しているので、プロダクトを作って初めて評価される世界です。数年前からレンタルスペースの運営会社様向けに内部ツールを作ったりもしています。
そして、エンジニア組織の成長を目指し、これからも積極的にメンバーを採用していく考えです。カルチャーマッチしないメンバーが出てくる可能性や、今のメンバーの活躍が難しくなる可能性も考慮して、極端に増やさず少しずつチームを大きくしていきたいですね。
まだまだ取り組みたいことはたくさんあるので、採用を継続的に行って、プロダクトを成長させていきたいという意思はチームで統一されています。
今後は技術ドメインも広げたく、中途領域ではWebエンジニア以外にも、データエンジニアやインフラエンジニアも採用したいという思いがあります。
経験の豊富さはあまり意識しておらず、弊社に入って成長していける方であれば、スキルが不足していても採用したいと思っています。少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひカジュアル面談しましょう!