半年で5名の即戦力エンジニアを採用!“面接1回のスピード選考”で成功を続けるLightの採用戦略に迫る!
企業概要
コメントやギフトでのコミュニケーションを通して配信者と視聴者がリアルタイムで繋がれるライブ配信アプリ「Palmu」を運営
(従業員数は2024年4月時点)
フォークウェルジョブズ導入の理由と効果
導入の理由
- 正社員のエンジニアを採用するためのダイレクトリクルーティング媒体を探していた
- エンジニア採用に知見のある知人から「エンジニア採用ならフォークウェル」と聞き、導入を決めた
導入後の感想
- 学習意欲が高いエンジニアが多い
- スカウトの返信率が高く、母集団を形成しやすい
効果
- 導入から半年で5名の採用に成功
- 社名株式会社Light
- 事業内容次世代ライブ配信アプリ「Palmu」の運営
- 従業員数23名
- 設立2020年4月
Forkwell(フォークウェル)の活用事例について、株式会社Lightの山口 貴史さん、二宮 光司さんにお話を伺いました。
約半年間の運用で5名の採用決定に成功された株式会社Lightさんに、採用を行う中で大事にされているポイントなどを教えていただきました。ぜひ最後までご覧ください!
〈山口 貴史さん〉
株式会社Light CTO
東京大学在学時に、同級生であるLight代表の金と共に、キュレーションメディアや動画メディアを開発・運営する株式会社Candleを創業。2年後に12.5億円で事業売却、クルーズ株式会社のグループ入りを果たす。その後、グループ子会社として新規事業開発を行った後、自身でも3社の会社を創業し、エンジェル投資家としても活動。2021年に株式会社LightにCTOとして参画。
〈二宮 光司さん〉
株式会社Light CHRO
新卒採用支援を行う営業職からキャリアをスタートし、英語スピーキングアプリ開発を行うスタートアップにて中途採用・事業開発・パートナーセールスを経験した後、広報・PRコンサルタントとしてスタートアップから上場企業の広報活動の内製化支援に従事。その後、フリーランスで中途採用支援を2年ほど行い、2024年3月よりLightにCHROとして参画。
SECTION.1フォークウェル導入の背景
フォークウェル導入前の採用手法を教えてください
山口:エンジニア採用をスタートした当初からダイレクトリクルーティングを使っていました。元々業務委託での採用がメインでしたが、事業の成長に伴いメンバーを増やすべく、約1年前から正社員の採用に注力し始めました。
フォークウェル導入の決め手となったポイントを教えてください
山口:エンジニア採用に知見のある知人から「エンジニア採用ならフォークウェルがいいよ」と勧められたのがきっかけでした。ちょうど正社員採用を加速させようと、利用するダイレクトリクルーティング媒体を選定をしているタイミングだったので、導入を決めました。
SECTION.2フォークウェルを使ってみての感想
貴社のフォークウェル運用体制について教えてください
山口:二宮を含めた人事2名で候補者選定やスカウトを送付しており、私がカジュアル面談以降のフローを担当しています。
フォークウェルを導入後、魅力に感じている点はありますか?
山口:2点あります。
1. 学習意欲が高いエンジニアが多い
2. スカウトの返信率が高く、母集団を形成しやすい
1. 学習意欲が高いエンジニアが多い
本業以外のプライベートな時間でも、技術を磨くためにキャッチアップしているエンジニアが多く登録している印象です。当社はWeb3やブロックチェーンを絡めた事業を展開していたり、最新の技術を積極的に導入していく方針のため、最新技術に対する好奇心の強さは選考でも見ています。採用要件にマッチしたエンジニアがデータベースに多いのは嬉しいですね。
2. スカウトの返信率が高く、母集団を形成しやすい
他の採用媒体と比較して、平均より高い返信率を維持できております。フォークウェルでの返信率が一番高いですね。常に試行錯誤してスカウトを送っているので、自社にノウハウが蓄積されていることが要因だと考えています。最近だと、よりパーソナライズしたスカウト文章を意識しており、効果的に運用できています。
二宮:フォークウェルではスカウトの返信率が高い状態を保っており、運用を続けることで常に母集団が担保できています。そういった意味では、再現性高く運用できていると感じます。
エンジニアに刺さるスカウトを作成するコツはありますか?
二宮:スカウトを作成する際は、経験ベースと志向性ベース、2つの親和性に言及しています。
経験については、親和性を感じた点だけでなく、その理由にも言及し「あなたのプロフィールをしっかり見ています」と候補者に伝えることを意識しています。
志向性については、当社の開発方針・開発課題と候補者の志向性を照らし合わせて、合致する部分に言及しています。
事業内容や開発環境など、誰が見ても変動がない情報は要点のみ記載しています。詳細は求人票に記載しているので、求人票に遷移していただくことを前提にスカウトを作っています。
求人票を作成するにあたって、意識しているポイントはありますか?
二宮:採用したいターゲットに合わせて、求人票の内容を変更するようにしています。
直近はメンバーポジションの採用がメインでしたが、今後リードクラスのエンジニアも積極的に採用していこうと考えています。
そのため、求人票はメンバークラス向け、リードクラス向けに内容を分けています。リードクラス向けの求人票では、プロダクトの価値を一番に伝えたいと思っているので、事業性を全面に打ち出したような内容にしています。
またABテストも行い、常にブラッシュアップを重ねています。簡潔な求人票と、伝えたい情報をしっかりと書いた求人票でどういった違いが出るか、テストしている段階です。
CS(カスタマーサクセス)からのサポートで気に入っている点があれば教えてください
二宮:求人票のABテストの話に繋がりますが、担当のCSから求人票のヒートマップのデータをいただけるのが大変ありがたいです。求人票は定量的なデータが少ないため検証が難しいですが、ヒートマップがあることで、ある程度仮説を立てることができています。
また、スカウトを開封した後の求人票への遷移率もデータとしていただけます。スカウトを開封した後、そもそも求人票を見ずに離脱しているエンジニアがどの程度いるか把握できます。
採用はどうしても定性的かつ感覚的な分析に頼りがちですが、数字での定量的なデータをいただけるので、かなり重宝しています。
山口:スカウト運用面での歩留まりや求人票ごとのデータはもちろん、うまく運用されている他企業の例を教えていただけるのも嬉しいです。例えば、「同じ規模感の会社がこれくらい運用できているなら、私たちもそこを目指そう」といった視点で目標を立てることもできました。
フォークウェルでのエンジニアの採用実績を教えてください
山口:運用を開始してから約半年で、5名が内定承諾に至りました!
他の採用媒体でも採用できていますが、短期間でここまで実績に繋がっているのは、フォークウェルだけです。
素晴らしいご実績ですね!内定承諾に繋げるにあたり、意識されている点はありますか?
山口:選考をとにかくスピーディーに進めています。カジュアル面談後、面接は1回で終了し、内定後は会食をセッティングしています。
面接を1回でやりきるために、密度の濃いカジュアル面談を行っていますね。会社の事業や開発組織に関することなど、まずはこちらから情報を伝えて興味を持ってもらうことを意識しています。
中でも事業についての魅力はしっかり伝えています。弊社はライブ配信アプリを展開していますが、ただ配信しているだけでなく、ライバーさんとリスナーさんが一体になってオンライン上でコミュニティを作ることができます。ユーザーにとって居心地の良いコミュニティを提供できることが、弊社のサービスの本質的な価値の一つです。こういった社会的意義を丁寧に説明することで、興味を持っていただけることが多いです。
また、内定後にセッティングしている会食が、内定承諾率に直結していると考えています。会食では代表と私が参加し、事業にかける想いや弊社メンバーの人となりについて、代表から直接お伝えしています。やはり代表からの言葉は印象に残りやすいと思います。
1回の面接で「このエンジニアを採用したい」と思える決め手はありますか?
山口:ハードスキルとソフトスキルの両面を見ています。
ハードスキルの面では、スクラム開発を採用していることもあり、上流の要件定義や設計からテストまで、一貫して経験があるか確認しています。また、入社後は複雑で難易度の高い開発に関わっていただくので、設計やコードの品質に対する意識が高いエンジニアも魅力的です。
ソフトスキルの面だと、「一緒に働きたいかどうか」を重視しています。スタートアップなので、素直で柔軟に対応できる方や、変化を楽しめる方がマッチすると考えています。あとは他人を傷つけず尊敬の思いをもってコミュニケーションが取れるか、建設的な議論ができて心理的安全性の高いチームを築けるかどうかを見ています。
ハードスキル・ソフトスキル共にカジュアル面談で大まかに判断し、より気になったポイントや詳細な部分の確認は次ステップの面接で実施しています。入社後のミスマッチも特にありません。
フォークウェルで採用した方は、活躍されていますか?
山口:まだ入社されて間もないですが、早速活躍されています。主要なバックログを担当して、設計からテストまで自立的に動いていただき、助かっています。
フォークウェルをどのような企業に勧めたいと思いますか?
山口:1〜2人というよりは、複数名採用したい企業におすすめしたいです。フォークウェルの導入時、初期費用がかかるプランだったため、正直費用対効果が気になるポイントでした。実際に運用して、半年で5名の採用に繋がったので、効果を感じています。
エンジニア採用においてダイレクトリクルーティングは欠かせない手法なので、採用できず悩んでいる企業にはぜひ勧めたいですね。
フォークウェルに改善してほしい点はありますか?
二宮:フォークウェルではスカウトの送信数が限られていますが、運用の分析データはスカウト送信量と比例するため、データが溜まるスピードが遅く感じてしまう部分もあります。運用実績そのものは他の採用媒体と比較すると良いからこそ、少しもどかしさを感じています(笑)。
今後もブラッシュアップを重ねていきたいので、データが溜まるスピードが早くなると嬉しいですね。
ご意見ありがとうございます!
SECTION.3今後の展望
最後に、今後の展望を教えてください!
二宮:ライブ配信サービスは、その瞬間・その場所で、人と人がつながり、日常生活にはないちょっとした、でもかけがえのない「幸せ」を感じることができます。私たちは、Palmu(パルム)を通して、様々なライバーやリスナーが共創するたくさんの熱狂コミュニティを形成していくこと、心と心のつながりが生まれるライブ配信アプリ開発を行っており、世界中の人々に幸せの光を灯す企業となることを目指しています。
リアルタイム通信や大規模なトラフィックを扱う開発、配信画面に複雑な機能が集中するライブ配信アプリ開発に取り組む中で、最高のライブ配信体験を実現するには品質やパフォーマンスを追求すること、高い水準で設計・コーディング・テスト等を行える開発組織にしていく必要があります。また、様々な技術的な課題や対応事項があり、開発すべき機能もたくさんあります。
“Palmu”のローンチから1年半。事業・プロダクト成長に比例して開発組織も拡大中で、環境・制度面での取り組みはまさにこれからという状態です。少しでも興味を持っていただけましたら、まずはお話しましょう!