- QAエンジニア
- バックエンドエンジニア
エンジニアとHRが二人三脚!? 金融をアップデートし続けるFOLIOがForkwellで採用を加速できた秘訣とは!?
企業概要
個人向け資産運用サービスとして、多彩なテーマから選んで投資ができるオンライン証券「folio(フォリオ)」、相場予測AIを活用したロボアドバイザー「FOLIO ROBO PRO」を提供。
また金融機関向けにはロボアドバイザーやラップ運用などの投資一任サービスを提供するための資産運用基盤「4RAP」を提供。
フォークウェルジョブズ導入の理由と効果
課題
- toB、toC双方で採用の加速度が高まった
- さまざまなチャネルに手を広げた結果、採用に割くリソースが分散してしまった
導入の決めて
- grooves社員のForkwell Jobsにかける情熱
- 社員エンジニアのインタビューが掲載が可能など、FOLIOの加速につながると感じた
効果
- バックエンドエンジニア、QAエンジニアなど5名のエンジニア採用に成功
- Forkwellならではの、スカウトへのリアクションの高さを実感
- CSの手厚いサポートがあり心強かった
- 社名株式会社FOLIO
- 事業内容オンライン証券
- 従業員数70名
- 設立2015年12月
今回は、株式会社FOLIO様にご協力いただき、Forkwell導入の経緯や実際に使ってみた感想、採用を成功させるための取り組みなどを伺いました!
インタビューを受けてくださったのは、HRマネージャ―・松村賢(まつむら さとし)様、VPoE・岩永賢明(いわなが よしあき)様です。
Forkwell経由で半年間で5名の採用を決めた、FOLIO様の採用の秘訣は必見です。
SECTION.1Forkwell導入前に抱えていた採用課題
まずは会社概要をお願いします
松村:FOLIOは2015年12月に創業したオンライン証券会社で現在、社員数は約70名です。「Keep Innovating The Financial Industry」 というミッションを掲げており、これまで富裕層や一部の専門家のためのものだった資産運用を、誰にとっても身近にするべく挑戦しています。
toB領域では昨夏、新規事業として 『4RAP』という金融機関向けにプラットフォームの提供を始めました。toC領域では、少額で投資ができる”テーマ投資” を皮切りに大きく4つのサービスを展開しており、現在もっとも注力しているプロダクトはAIロボアドバイザー『FOLIO ROBO PRO』です。
現在、Forkwellでさまざまなポジションの求人を掲載されていますが、採用を強化された背景を教えてください
松村:従来のtoC事業に加え、2020年夏頃から新規にtoB事業を立ち上げたので増員は不可欠のことでした。また、2021年の春頃にはtoC事業で株式会社ミンカブさんと『FOLIO ROBO PRO』の提携が決まり、toB、toC双方で採用の加速度が高まったことが背景にあります。
岩永:募集数としてはバックエンドエンジニアが多いのですが、新規事業を立ち上げたtoB領域ではエンジニアリングマネージャー等の組織作りに貢献できる方の採用も重視しています。
一方、toC事業では既存のプロダクトに磨きをかけるプロダクトグロースの取り組みが必要になっており、フロントエンドやiOSエンジニア、UXデザイナーといったポジションの方も求めています。
Forkwellの導入以前、採用にどのような課題を感じていたか教えてください
松村:当時もアライアンス先とのサービスローンチ等を控え、やはり採用加速が大きな課題でしたので、各種媒体や転職エージェントなど、さまざまなチャネルを利用していました。でもさまざまなチャネルに手を広げた結果、採用に割くリソースが分散してしまったという反省点がありました。
SECTION.2Forkwell導入の理由と使ってみての感想
Forkwellを導入された決め手はなんですか?
松村:最初、Forkwellの事業責任者である赤川さんにご提案をいただいたのですが、赤川さんはすごくパッショネイトな方(笑)。そんな赤川さんの情熱はもちろん、サービス自体もきちんとしていて、かつ社員エンジニアのインタビューが掲載できるとのことだったので、これはFOLIOの加速につながるだろうと考えました。
導入しない理由は見当たらなかったですね。
実際にForkwellのサービスを使ってみていかがでしたか?
岩永:FOLIOの採用は現場のエンジニアも主体的に採用に関わって貰っていますが、Forkwellはエンジニアにとっても使いやすいUIを提供してくださっていると感じます。
候補者のスキルやアウトプットがひと目でわかりますし、経歴を羅列するだけでなく「この先どんなことをやっていきたいか」「どんな環境を望んでいるか」 という記入項目があるのがいいですね。
また、リアクション期待値という独自の転職意欲指標が表示される点も、データベースとして優れているなと感じています。
スカウトを送っても返事が来ないことの多い他媒体と比べ、Forkwellはスカウトを送るとリアクションが届く確率が高いですし、企業にとってもユーザーにとっても良いプラットフォームという印象で、それがForkwellを使い続けている理由に繋がっています。
カスタマーサクセス(CS)のサポートはいかがでしたか?
松村:CSの方にはたくさん提案をいただきました。
少ない人員で手が回らなかったときは、スカウトする候補者のピックアップを手伝っていただくなど手厚くサポートしてくださり、心強かったですね。「ここはこうした方がいいですよ」と、耳が痛くなるようなことまで熱くアドバイスいただき、Forkwellには“赤川イズム”が流れているなと感じました(笑)。
SECTION.3採用エンジニアのポジション
Forkwell経由で最近は半年間で5名の採用に成功されていますが、どのようなポジションの方でしょうか?
岩永:バックエンドエンジニア4名、QAエンジニア1名です。弊社はScalaブランディングを行っているので、バックエンドではScalaのスキルを持つ方や、Java経験者でScalaにも興味のある方が中心です。
誰でもいいから人を集めるといったスタンスではなく、仲間として背中を預けられる方を採用したいため、技術面だけでなくて人柄やソフトスキル、あとはカルチャーマッチもしっかり見ています。
FOLIOはスタートアップ企業なこともあり、よくも悪くも一人一人の裁量が大きく柔軟なのですが、そういった環境を楽しめるタイプかどうかも重視しています。
SECTION.4採用成功に至った理由
採用に関して、独自の特色や工夫はされていますか
岩永:先ほども少しお話したように、FOLIOでは現在20名近いエンジニアが採用に関わっているのが大きな特徴です。それも、候補者のピックアップからスカウトの作成、カジュアル面談の実施や面接の設計を含め、採用のほぼ全行程に関わって頂いています。
他に変った所だと、毎週みんなで集まって少しお喋りなどをしながら候補者をピックアップしたり、スカウトの相談する会も設ける等、採用は長期戦になりがちなのでモチベーションを保ちながら継続していくための工夫を行なっています。
松村:FOLIOの社員は何でも“自分ごと化”する人が多いんですよ。
当初、人事の人員が少なかったこともあり、「新規事業に向けて採用を加速するなら自分たちも関わろう」と岩永が旗振り役になって全社的に呼びかけてくれ、採用に関わるエンジニアが増えました。岩永の言う通り多くのプロセスに関わってくれているので、結果としてプロセス面でたくさんの改善がなされました。
人事のスタンスとしては、「あれやって下さい、これやって下さい」とか「リソースがないのでできません」とかつっぱるのではなく、エンジニアが採用業務をしやすくなるにはどうすればいいかとか、自主性を引き出したり損なわないことを考えてアクションすることが多くなりました。
「ここ手伝ってもらえるとめっちゃ助かるんですが・・・!」みたいなのも隠さず相談するのもその一つですね。
岩永:僕自身としては、できるだけ採用を人事の仕事だからと割り切るのではなく、現場のメンバーにも“自分ごと”と捉えてほしいと考えています。というのも、採用が上手くいかないと新しい技術への挑戦や、事業としての成長も滞るなど、結果として個々の成功や実現したかった事からも遠ざかってしまう。
また、採用を通して、自分たちのチームの課題や会社の魅力を再発見して貰う事で、組織を強くしていきたいという思いもあって、今のような現場のメンバーが主体となる採用を目指していました。
一方でエンジニアの本業は開発であることは間違いないので、“自分は開発だけをきちんとこなしたい”と考える人がいてもいい。そこは無理強いすることなく進めていこうと思っています。
SECTION.5今後の展望と採用計画
今後の展望を教えてください
松村:toBの新規事業『4RAP』は1社目が正式にローンチすることが決定しているほか、引き合いも多くあります。toC事業も大きなポテンシャルを持っていて花開きつつあると感じてます。
長期的には資産運用が生活に溶け込むような社会を実現したいと思っています。よく「FOLIOのプロダクトデザインってポップだね」という評価をいただきますが、そこを武器に、複雑で難解なイメージのある金融を変えていけたらいいですね。短期的な話をすれば、もちろんIPOも目指してます!
岩永:今FOLIOは、ミッション・ビジョン・バリューのリニューアルをするなど、第二創業期と呼ぶに相応しい、さまざまな挑戦ができる面白いフェーズにあると思っています。
一方で、証券業界でイチからスタートアップしたFOLIOだからこそ、そこに行き着くまでの困難さというのもまた同時を知っているので、「FOLIOがやらなければ誰がやる」という自負 も持ってビジョンの実現に取り組んでいきたいですね。
将来に向けてどのような方にジョインして欲しいと考えていますか
松村:“成し遂げたいもの”を強く持っている人がいいなと思っています。実現したいことは人それぞれ違うかもしれませんけど、それがFOLIOでなら達成できそうだなと思える方に加わってもらえたらうれしいですね。
岩永:“金融を変えることで社会や人々の生活を豊かにしよう”という弊社のビジョンに共感できる方にぜひジョインして頂きたいです。スタートアップ企業なのでまだまだ大変な面もありますが、そんな中でも一緒に楽しみながら同じ”船”に乗ってくれる仲間が増えてくれるとうれしいです。