
- Webアプリケーションエンジニア
応募からの採用率8.5%!半年間で4名採用を実現した株式会社ベーシックが実感したForkwell Jobsの魅力
企業概要
「問題解決の集団として、情熱を妨げる世の中のあらゆる問題解決をやり抜き、多種多様な企業が強みに集中できる世界を創造する」をミッションに掲げ事業を展開するテクノロジーカンパニー。
企業がWebマーケティングを推進する上で直面する”知識・環境・人”不足の問題を解決するため、オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」、フォーム作成管理ツール「formrun」、Webマーケティングメディア「ferret」の3つの事業を展開。
フォークウェルジョブズ導入の理由と効果
課題
- 新機能開発に加え、リファクタリング・バグ修正に対応できる体制を整える必要があった
- 事業が急成長しエンジニア採用が急務な一方で、母集団形成に苦戦
導入の決め手
- ダイレクトリクルーティングならではの候補者の質に期待できた
- 母集団形成に向けて、採用チャネルの複数開拓を狙った
効果
- ”志向性”が応募前の段階で確認できたため、選考中・採用後のミスマッチを防げた
- 経験年数やスキルセットだけでなく、技術的負債の解決や新機能開発を楽しんで伴走してくれるエンジニアに出会えた

- 社名株式会社ベーシック
- 事業内容SaaS事業・メディア事業
- 従業員数110名
- 設立2004年3月
今回は、株式会社ベーシック様にご協力いただき、Forkwell Jobs活用事例についてインタビュー。人事・伊藤総和(いとう ふさかず)様、VPoE・望月幸太郎(もちづき こうたろう)様にお話を伺いました。
伊藤様は2021年9月にご入社され、人事広報部 人事グループ マネージャーとしてご活躍されています。
望月様は2015年にご入社され、ferret One事業部 プロダクト部長兼開発部 VPoEとしてエンジニア採用にも注力されています。
実は、これまでは新卒採用がメインで、半年前からエンジニアの中途採用にも本格的に力を入れ始めたというベーシック様。まだ立ち上げ時期のタイミングにも関わらず、半年間で5名の採用(うち4名はForkwell Jobs経由で決定)という驚きの結果が出ています。
ベーシック様全社で取り組んだ採用ストーリーを、ぜひご覧ください。
SECTION.1エンジニア採用を始めた背景
まずは現在の事業のお取組みについて教えていただけますか?
伊藤:現在、SLGと言われるハイタッチ型のSaaSサービスとして、オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One(フェレットワン)」を展開しており、機能の深堀り・機能強化がメインの成長路線になります。
もう一つ、PLG型のSaaSサービスであるフォーム作成管理ツール「formrun(フォームラン)」を運営しており、今後も戦略的な事業展開を控えています。そのため、事業・会社全体として、機能の深堀りはもちろん、さらに縦・横・斜めにも事業拡張を進めています。
約半年前、エンジニア採用に注力し始めたきっかけを教えてください。
伊藤:まずベーシックの基本方針として「プロダクトファーストの会社でなければならない」という考え方であり、エンジニアリングはとても重要だと考えています。さらにコロナ禍によりBtoB市場のオンライン化が後押しされたことで、ありがたいことにformrunをはじめとした各プロダクトが急成長しており、より強い開発組織が必要になったことがきっかけです。
望月:技術的な背景としては、2020年は数年分に及んで蓄積された技術的負債に対するリファクタリングに集中していました。2021年6月頃に、それまでのリファクタリングがひと段落ついたため、新機能開発や各プロダクトの機能強化に向けて開発体制の拡充に舵を切ったんです。
SECTION.2Forkwell Jobs導入までの意思決定
ありがとうございます。それでは、Forkwell Jobsの導入に至った背景を教えてください。
伊藤:現在も続いている課題感として「ferret」「ferret One」「formrun」というプロダクトの認知度は広がっている一方で、「ベーシック」という会社への認知はまだまだと感じており、候補者の母集団形成にとても苦戦しました。
そのため、エージェントやダイレクトリクルーティング含めたチャネルの開拓を進める中で、打ち手の一つとしてForkwell Jobsを使い始めました。
SECTION.3Forkwell Jobsを使ってみての感想
他にもダイレクトリクルーティング媒体を併用されていると伺っていますが、他サービスと比較したForkwell Jobsの感想を教えてください。
伊藤:Forkwell Jobsと他サービスで訴求している内容はそこまで変わりませんが、採用の決定率が違います。Forkwell Jobs経由では、昨年約50名選考に進み、そこから4名採用しているので、歩留まりは8.5%です。他社だと考えられない実績が出ています。
選考からの採用率8.5%!返信率でも高いぐらいの数字ですね!
望月:私は、1ユーザーとしてForkwell Jobsの圧倒的な使いやすさを感じています。Forkwell Jobsは、候補者の方の事前情報量が多く、その人のスキルだけでなく、志向性までわかるんです。だから、お会いする前から期待値もかなり高い状態で会えるのが嬉しい。
実際にご入社いただいた方も、ベーシックが当時感じていたリファクタリング周りの技術的負債に対して、志向性がマッチするかどうかを選考前の段階で確認できました。
プロフィールを見て、「綺麗なコードを書いていきたい」や「リファクタリングをやりたい」など、エンジニアの経験やスキル以外での志向性が分かるので、実際にお会いした時も僕等の現状を話しやすい。課題感を伝えても、嬉々として聞いてくれるのでミスマッチを防げる点も良いと感じています。
まさにForkwell Jobsの機能をフル活用いただいていますね!続いて、採用に関する貴社の体制をお聞かせいただけますか?
伊藤:まず、ベーシックは会社全体として採用に力を入れています。具体的には、開発部含めた各事業部と人事部で採用進捗・打ち手共有を行うミーティングを週次で設けています。同じように、RPOとも週次でミーティングを行っていて、その場にも開発部マネージャーには全員同席してもらっています。
選考プロセスの中で、特に工夫されている点はありますか?
伊藤:1次面接から事業部のマネージャークラスが担当し、カジュアル面談も含めて、かなりの人数で対応しています。それによって、候補者の方の面接中の心理的安全性やカルチャーマッチ、入社した時の活躍イメージが持ちやすくなるのではないかと考えています。
「一緒に働く仲間は、自分たちの目で見つけよう」というCTO櫻庭の考えが現場に浸透しています。また、CEO秋山を初めとするボードメンバーも採用に対する理解は深く、良い方とのご縁があるのであれば全力で採用に協力するよと声掛けがあり、スクラム型の体制で採用を進められていることが候補者の方にポジティブな影響を与えているのではと思っています。
望月:開発部では、選考フェーズに入ってからは、毎回面接前の事前会議を30分程行っています。参加するメンバーは、望月・CTOの櫻庭・面接を担当するリードエンジニアが集まって、次回面接の進め方を必ず話し合っています。業務と並行して行うので大変ではありますが、ベーシックの全社的な行動指針である「basic power」とは別に、開発部が大事にしたいコンピテンシーを定めていて(※)、面接時のやりやすさにつながっています。
それはすごい!まさに全社ならびに開発部一丸となって採用に力を入れていることがわかります。
伊藤:さらに、開発組織の魅力も大きい要素だと思います。まず、各開発メンバーが自社プロダクトに誇りを持ち、国内随一のプロダクトに成長させていきたいという熱量を持っています。また、先ほどお伝えしました開発部のコア・コンピテンシーの1つには「他社の生産性に配慮する」が掲げられており、常にチーム全体のスループットを意識して行動しています。
ワークライフバランスとしても、全国採用かつフルリモートワーク体制となっています。コア・コンピテンシーに沿った行動ができているからこそ、残業も平均月10時間程度となっており、これら全てが魅力になっていると思います。CTO櫻庭が醸成したカルチャー、VPoE望月が中心となって作ったコンピテンシーが、候補者の方に響いているのではと思います。
短期間で、5名も入社に至る理由がよくわかりました。
SECTION.4今後の展望
今後の展望や、Forkwell Jobsに対するご要望などあればお聞かせください。
伊藤:ベーシックに入社いただく方の共通点として、ビジネスサイドも含めて「最後は人の良さで決めた」と言ってくださる方が多いです。そのため、よりベーシックのカルチャーや人柄に触れていただく機会を醸成していきたいと考えています。
例えば、エンジニアの方を数人集めたミートアップのようなものを、会社として企画するか、Forkwell Jobsのようなダイレクトリクルーティングの会社と企画していけたら嬉しいと思っています。
また、代表取締役の秋山が目指しているのは、ベーシックのビジネスを通じた社会課題の徹底的な解決です。そのために、ベーシックがSaaSの事業会社としての覇権を取りにいくことをテーマとして進めていくべきだと思っています。
望月:やるからには、日本を代表するソフトウェアにしたいなと思っています。「ferret One」・「formrun」は、現在も年次200%という速い速度で共に成長していますが、どちらも誰もが簡単に Webマーケティングを行えるためのインフラとなるべきプロダクトなので、その実現のために乗り越えるべき壁はまだまだあります。
この急速な成長を今後も実現するための開発を継続的に行っていくことは決して簡単ではありませんが、ユーザーから見ても、エンジニアから見ても理想的なソフトウェアにするんだという強い気持ちを持って日々取り組んでいます。